機密コンピューティング|
処理中のデータを守る

情報は、保管されているとき、転送されているとき、そして消去するときに守られる必要があります。ホワイトポイントは、データ復元・データ保全、Transfer Center による安全な転送、DiskDeleter による確実な消去を通じて、その各段階を支えてきました。
残っていたのは、データが「処理されている最中」の保護です。私たちはこの最後の領域に、機密コンピューティングで取り組んでいます。

FortAIとは

FortAI は、TEE(Trusted Execution Environment)とハードウェア Attestation により、クラウド事業者にも、運営者であるホワイトポイント自身にも、お客様のデータを見せない AI 推論基盤です。

構想ではありません。FortAI はすでに、実際に動作する AI 推論基盤としてデモ環境で稼働しており、Attestation 検証付きのエンドツーエンド暗号化 AI チャットが実際に動いています。

CPUとセキュリティシールドで表現したFortAI

解決する課題

生成 AI を業務で使いたい。しかし、機密情報や個人情報をクラウドの AI に預けることはできない

官公庁、金融、医療をはじめ、多くの現場がこのジレンマを抱えています。
FortAI は、クラウドの計算性能を使いながら、データを事業者に預けない選択肢を提供します。

仕組み

TEEによる分離のイメージ

TEE による分離

FortAI の処理は、CPU のハードウェア機能で保護された領域(TEE)の中だけで行われます。OS・ハイパーバイザ・クラウド管理者を含む外部からは、処理中のメモリも暗号化されており、内容を読み取ることはできません。対応技術として Intel TDX および AMD SEV-SNP を用います。

ブラウザからTEEまでの暗号化のイメージ

ブラウザから TEE までの一貫した暗号化

お客様のブラウザと TEE の間はエンドツーエンドで暗号化され、経路上のサーバーやネットワークには暗号文しか流れません。復号は TEE の内部でのみ行われます。

Attestationによる第三者検証のイメージ

Attestation による第三者検証

「本当にその TEE の中で、正しいコードが動いているのか」を、ハードウェアが発行する証明(Attestation)で確認できます。信頼を「お願いする」のではなく、「検証できる」状態にします。

お客様ご自身が検証できます

FortAI の最大の特長は、お客様ご自身が Attestation を検証できることです。
多くのクラウド AI は「安全です、信じてください」としか言えません。

FortAI は、データが誰にも見られていないことを、クラウド事業者を経由せず、
ハードウェアの証明として独立に確認する手段を提供します。
この検証は、実際に動作するデモ環境でご覧いただけます。
デモをご希望の方はお問い合わせください。

開発体制

WHITE POINT

FortAI は、ホワイトポイント株式会社のセキュリティエンジニアリングチームが研究開発を進めています。すでに Intel TDX / AMD SEV-SNP 上で AI 推論基盤として稼働するデモ環境を構築し、ハードウェア Attestation による第三者検証機構を実装・検証しています。

機密コンピューティング/FortAIについて

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