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セキュアAI開発基盤「FortAI」の開発にあたり、Linux Foundation傘下「Confidential Computing Consortium」に加盟
〜クラウド事業者にも当社にもデータを見せないAI基盤の実現に向けて〜
ホワイトポイント株式会社(所在地:東京都中央区、代表取締役:稲嶺 充毅)は、The Linux Foundationが運営する業界団体「Confidential Computing Consortium(コンフィデンシャル・コンピューティング・コンソーシアム、以下CCC)」に2026年8月付で加盟したことをお知らせします。現在開発を進めているセキュアAI開発基盤「FortAI」について、国際的な技術標準との整合を図り、機密性の高いデータを扱う組織が安心して生成AIを活用できる環境の実現を目指します。
https://confidentialcomputing.io/members/
加盟の背景:AIに預けたデータは、誰が見られるのか
生成AIの業務活用が急速に広がる一方で、機密性の高いデータを扱う組織では導入が思うように進んでいません。理由のひとつは、クラウド上のAIサービスにデータを渡した時点で、事業者側からその内容を参照できる余地が技術的に残ってしまうことにあります。社内規程やセキュリティポリシーによって、そもそもデータを外部に出せないというケースも少なくありません。
FortAIのアプローチ:信頼する対象を、ブラウザとCPUだけに絞る
「FortAI」は、TEE(Trusted Execution Environment/CPUが提供する保護実行環境)とE2EE(エンドツーエンド暗号化)を組み合わせ、信頼しなければならない相手を極限まで減らすという考え方で設計しています。
クラウド事業者はデータの中身を参照できません。基盤を提供する当社自身も参照できません。利用者が信頼する必要があるのは、手元のブラウザと、CPUが備える保護機能だけです。
こうした仕組みは、提供する側が「安全です」と説明するだけでは成り立ちません。利用者自身が、第三者の定めた技術標準にもとづいてその状態を検証できることが必要です。CCCは、その標準づくりを担う場です。
CCCについて
CCCは、TEEを用いたコンフィデンシャル・コンピューティング技術の普及と標準化を推進する、The Linux Foundation傘下の業界団体です。2019年8月に設立され、Google、Microsoft、NVIDIAをはじめとする企業が参加しています。
当社はCCCの一員として、FortAIの設計を国際的な技術標準およびAttestation(構成証明)の相互運用性に整合させるとともに、実装を通じて得られた知見をコミュニティへ還元してまいります。
今後もホワイトポイント株式会社は、機密性の高いデータを扱う組織が安心して生成AIを活用できる環境の実現に向け、FortAIの開発に努めてまいります。
FortAIについて
FortAI は、ホワイトポイント株式会社のセキュリティエンジニアリングチームが研究開発を進めています。すでに Intel TDX / AMD SEV-SNP 上で AI 推論基盤として稼働するデモ環境を構築し、ハードウェア Attestation による第三者検証機構を実装・検証しています。
https://www.whitepoint.co.jp/fortai/
